当店の商品で平ゴム(ゴムバンド)を使用しているものが多くあります。
1年~2年くらい使用すると伸びてきますので、交換する必要が出てきます。
平ゴム(ゴムバンド)交換方法は古くなった平ゴムを切って、新しい平ゴムを着けるだけなのですが、継ぎ目のつなぎ方が『どうやるの?』ってなるんですよね。縫い合わせるのも一つの方法ですが、やはり強度に問題があります。でもこれからご紹介する方法ならキッチリと平ゴムをつなぎ合わせることが可能です!
平ゴムの接着方法はゴムのりを使用します
わかりやすく交換の様子を写真に収めましたので参考にしてみてください。

用意するのは平ゴム(ゴムバンド)とゴムのり、ゴムのり用のヘラです。
・平ゴム12コール(約10.5mm巾)・・・大体150円~200円くらいで購入できます。
・ダイアボンド(ゴムのり)・・・大体200円~300円くらいで購入できます。
・ヘラ・・・同じような役割ができるものであれば何でも良いと思います。例えばアイスの棒とか。
古くなった平ゴムを切って 革を傷つけないように気をつけましょう
新しい平ゴムを真っすぐにカット こちらの財布の場合は15.5mmにカットしました。ゴムの長さはお好みで良いと思います。
上記のような感じで古い平ゴムを切って破棄、新しい平ゴムを切って用意します。
長さはお好みで良いですが、思っているより緩めの方が丁度良い感じになると思います。
元にもどす要領で平ゴムをセットします ヘラにダイアボンド(ゴムのり)をつけます。少量で十分です。
平ゴムに薄く伸ばすように着けます 輪っかになるようにするため、互い違いになるようにダイアボンド(ゴムのり)をつけます【ここ重要!!】
ポイントは以下になります。
・ダイアボンド(ゴムのり)は薄く伸ばす感じでつける
・ダイアボンド(ゴムのり)は少し乾かす、そして2回つける
・平ゴムには互い違いになるようにつける(接着したときに捻じれず輪になるようにボンドをつける)
ダイアボンド(ゴムのり)が生乾きになるくらいにした後に圧着します。生乾きというのが重要です! しっかり圧着して乾いたら完成です。相当な強度です。
つなぎ目は目立たないところへ移動させておきましょう 完成です!! 裏側もバッチり!
最後のポイントです。
・ダイアボンドは2回塗りの上、生乾きにしたあとしっかり圧着する
・つなぎ目は見えないところへ隠す
・圧着後は2時間程度あけてから使用しましょう
大体の作業時間は10分程度です。
やってみると簡単ですので是非気軽にリペアしてみてください。