今年の8月につけてしまった水ジミが全く消えず、何とかならないのか??
今回はレザーソープを使って落とせるのか?落とせないのか??試してみました!
分かりやすく洗浄の仕方とレザーソープの使い方を解説しますので、チェックしてみてください。
使用しているのは当店のミニマムウォレットです。
ちなみにこちらの財布について、未使用から今日に至るまでの経年変化も こちら に掲載しているので、気になる方は合わせて見てもらえたらと思います。
※ミニマムウォレット002の商品概要はこちら
ちなみに、こちらの財布は当店では販売していないカラーなのでご注意ください。
まずは、クリーニング前の写真です。



では、ここから本題に進みます!!

準備するものは・・・
- レザー用の洗剤(レザーソープ)※【M.モゥブレィ】レザーアンドサドルソープ を使用)
- スポンジ ※レザーソープに付属していないので用意が必要です。
- 霧吹き(中身は水です)
①クリーニング手順について




一番のポイントはスポンジの泡立たせ方です。
スポンジは濡らした後、硬めに絞ってからレザーソープをつけましょう。
少ない水分でしっかり泡がたちます。
あとはゴシゴシやらずに優しく撫でる感じで洗浄していきます。
仕上げは泡をふき取るのみです。
この時にレザーソープってすごいと感じます!!
物凄いしっとりした仕上がりになって、革に良さそうな感じがします。
レザーソープってすごい!!
この作業、短時間でやった方がいいのかもしれませんが、自分は割とじっくり洗浄しました。
②クリーニング後の様子



結局、しっかりと水が染み込んでしまいました。
でも、レザーソープの成分のせいかしっとりしていて安心感があります。
この後は乾燥させるだけなのですが、絶対にドライヤーを使用したり日向で乾かしてはいけません。
急いで乾かすと縮んでしまうので注意です。
部屋の常温でじっくり乾かします。
この財布は革の厚さが1.1mmで、完全に乾くのに7時間くらいかかりました。
ちなみに、この段階では水ジミが若干残っていますが、徐々に馴染んで目立たなくなっていきました。
③5時間程度乾燥させた時の様子



5時間後の様子ですが、少し生乾きです。
ロゴが少しボヤっとしたのでもう一度打ち直ししました。
これは気にしない人は気にしないだろうなっていうところです。
問題の水ジミはほぼ無くなり大成功の予感。
質感はツヤが無くなり、張りが出て、色味以外は新品に戻った感じです。
④乾燥後に専用オイルを塗布して完成です。






結論:レザーソープでのクリーニング は大成功
水ジミはほぼ消えて無くなりました。
何となく、水を革に浸透させてからの洗浄によって、革に水ジミが馴染んだって言う感じかもしれません。
ただ、このレザーソープの使用後の革の質感がしっとりして良くなりました。
また、色味も深みが増し、さらに均一感が出て高級感がでました。
ただし、使用後は一時的かと思いますが、ツヤが全く無くなります。
数日使用すればまたツヤが戻ると思います。