当店の商品の素材は栃木レザーをメインで使用していますが、近くのホームセンターで姫路レザーを多く扱っているので、姫路レザーで作ってみるか!ということでやってみました。姫路レザーって安価なんです。だから実際に作ってみて、使ってみて、経年変化を見てみて、と、色々と試してみようと考えました。
(ちなみに使用後8ヶ月の続編を2023年2月25日にUPしました)
使用した革は姫路レザーのナチュラル革、厚さ1.2mm
ナチュラル革っていうのは、何も染色していない「肌色」の革です。質感は栃木レザーのヌメ革とほぼ変わらない感じでした。
ちなみに価格は・・・
- 姫路レザー(ナチュラル革):1ds=100円
- 栃木レザー(ヌメ革):1ds=130円
※1ds(1デシ)は10㎝×10㎝のこと
※価格は私の近隣のホームセンターでの売価(2022年7月2日現在)
※価格は税抜き
今回は当店のミニマムウォレットを作ってみました。革をワサビの色に染色して製作!

姫路レザーの革は栃木レザーと比べて、少しだけキメが粗い感じがしましたが、これは天然物ですし、また個体差もあります。誤差の範疇かな?ってくらいの感じです。断裁から穴あけ、縫いについても何も不都合はなく、きれいな仕上がりになりました。
あと、このロゴ!製作したのにほぼ使用していないカタカナロゴです。結構カッコいいと思うので、ご注文の際に「カタカナロゴで」と記入して頂ければ、こちらのロゴで作成しますのでお申し付けください。
姫路レザーを使ってみて
結論としては「良い革」だと思いました。安価だから何かしらの「うーん??」みたいな感じがあるのかな?なんて思っていましたが、製作には問題は無く、革のハリというか硬さも良かったです。
個体差はありますが、私が個人的に感じたのことをまとめます。ちなみに栃木レザーのヌメ革との比較です。
- 裏面について、少しだけキメが粗く感じた ※作り手だけがわかるレベル
- 少しだけ乾燥した感じがする(裏面がボソっととした感じ)※作り手だけがわかるレベル
- 銀面(表面)の感じは栃木レザーとほぼ一緒
- 革のハリも栃木レザーとほぼ一緒
- 染色のしやすさも問題なし
参考までに色々と写真を撮っておきました。








あとは使ってみてどんな感じの経年変化がみられるのかをこの続きに書いていこうと思います。(2022年7月2日現在)