【国産ロウ引き革】ロロマレザーで財布を作ってみた。

posted in: 日記 | 0

今回はロロマレザーというロウ引き革を使ってミニマムウォレットを製作してみます。ロロマレザーって有名なブライドルレザーのような革です。国産でロウ引き革を作っているとは驚きでした。ちなみに高級な素材です。

たまたまホームセンターで安く売られていたので購入してみました。おそらく経年変化が楽しめるハズ!黒い革ですが、ロウ引きされているので白く粉が吹いて塗られている感じになっています。

使用した革はロロマレザーの黒革、厚さ1.5mm


実はもっと薄い革が良かったのですが、この厚みのものしかありませんでした。

ちなみに価格は・・・

  • ロロマレザー(黒革):1ds=222円(通常333円)
  • 栃木レザー(ヌメ革):1ds=130円


※1ds(1デシ)は10㎝×10㎝のこと
※価格は私の近隣のホームセンターでの売価(2023年5月5日現在)
※価格は税抜き

ロロマレザーのミニマムウォレット(撮影日:2023年5月5日)
ロロマレザーのミニマムウォレット(撮影日:2023年5月5日)

画像でもわかる通り表面が白い粉が吹いている感じになっていますが、これがロウです。使っていくと消えるものですが、馴染むまではこの白い粉吹きのような感じがあります。ロウ引きしてあるので触り心地はしっとりしています。

最初は(製作前)は固くしっかりしていましたが製作していくうちに少し柔らかくなった気がします。このやわらかくなっていく感じは結構オイルがしっかり入っているといった雰囲気です。いい感じ!!

ロロマレザーで製作してみて

私が購入した革の部分になりますが、キメが細かくてしっかりした感じがありました。なので作りやすかったです。硬めでしっかりしている材質かと思いきや作っているうちに柔らかくなっていく感じもあり、その馴染み方で良い素材っていうことがわかりました。やっぱり高いだけあります。

個人的に感じたことを箇条書きにしてみました。

  • キメがこまかくてしっかりしている
  • おそらく使っていくうちに柔らかくなる素材
  • 思っている以上にオイルを含んでいる
  • 製作していると少しだけフニャっとしてくる感じがある

白のロウ引きが取れてつやが出てくるのが楽しみです。また、高級な革ですし、永く使用してみようとおもいます。半年以上使ってから、使用後の続編も掲載する予定です。

それでは。

(2023年5月5日現在)

【続編(使用期間約7ヶ月)】姫路レザーで財布を作ってみた。安価だけど質はいいの??

posted in: 日記 | 0

当店の商品の素材は栃木レザーをメインで使用していますが、近くのホームセンターで姫路レザーを多く扱っているので、試しに姫路レザーでミニマムウォレットを作って試してみました。

ちなみにこちらは続編になりまして、2022年7月2日にUPした内容と合わせて見ていただけるとよりわかると思います。

約7ヶ月使用してみてわかったこと


まず、革をワサビの色に染色して製作した未使用の写真かこちら。
覚えているのはしっかりした硬めの革という感じでした。

姫路レザーのミニマムウォレット
未使用の感じ(2022年7月)

↓こちらが使用後(7ヶ月)のものです。

姫路レザーのミニマムウォレット(使用後7ヶ月)
姫路レザーのミニマムウォレット(使用後7ヶ月)

正直、栃木レザーと比べると硬さがあります。栃木レザーの場合はすごーく柔らかくなりました。でも姫路レザーの方はハリがしっかりまだあります。これから使用していってもおそらく柔らかくはならないだろうな、、って思います。

好みになりますが、私は栃木レザーの方が好きです。でも、あまり柔らかくなったりするのは好きじゃないって人は姫路レザーの方がいいと思います。

7ヶ月間、姫路レザーを使ってみて

勝手に栃木レザーとの比較にしてしまっていますが、姫路レザーも特に欠点はなく良い革だと思いました。
私の個人的な感想を少し書き並べます。

  • 未使用の時と7ヶ月使用した時と硬さがほぼ変わらなかった
  • 最初から思っていたが、乾燥した感じは今も感じる
  • 硬い分、丈夫さがあるような気がする
  • 形がほぼ崩れない
  • 刻印も綺麗に残っていてGOOD!!
  • ツヤはしっかり出ていました。でも栃木レザーの方がツヤはあったと思います

参考までに未使用時と同アングルで撮影しました。

光沢がかなり出ています。あとワサビで染色しましたが、7ヶ月使用すると茶色っぽい感じに変化しました。でも、茶色で染めた色とは違うちょっと、何とも言えない感じ、、、。気に入っているので、まだ使用を続けようと思います。

(2023年2月25日現在)

未使用時の時の内容はこちらに掲載しています(2022年7月2日)。

姫路レザーで財布を作ってみた。安価だけど質はいいの??

posted in: 日記 | 0

当店の商品の素材は栃木レザーをメインで使用していますが、近くのホームセンターで姫路レザーを多く扱っているので、姫路レザーで作ってみるか!ということでやってみました。姫路レザーって安価なんです。だから実際に作ってみて、使ってみて、経年変化を見てみて、と、色々と試してみようと考えました。
(ちなみに使用後8ヶ月の続編を2023年2月25日にUPしました)

使用した革は姫路レザーのナチュラル革、厚さ1.2mm

ナチュラル革っていうのは、何も染色していない「肌色」の革です。質感は栃木レザーのヌメ革とほぼ変わらない感じでした。

ちなみに価格は・・・

  • 姫路レザー(ナチュラル革):1ds=100円
  • 栃木レザー(ヌメ革):1ds=130円


※1ds(1デシ)は10㎝×10㎝のこと
※価格は私の近隣のホームセンターでの売価(2022年7月2日現在)
※価格は税抜き

今回は当店のミニマムウォレットを作ってみました。革をワサビの色に染色して製作!

姫路レザーのミニマムウォレット
姫路レザーのミニマムウォレット

姫路レザーの革は栃木レザーと比べて、少しだけキメが粗い感じがしましたが、これは天然物ですし、また個体差もあります。誤差の範疇かな?ってくらいの感じです。断裁から穴あけ、縫いについても何も不都合はなく、きれいな仕上がりになりました。

あと、このロゴ!製作したのにほぼ使用していないカタカナロゴです。結構カッコいいと思うので、ご注文の際に「カタカナロゴで」と記入して頂ければ、こちらのロゴで作成しますのでお申し付けください。

姫路レザーを使ってみて

結論としては「良い革」だと思いました。安価だから何かしらの「うーん??」みたいな感じがあるのかな?なんて思っていましたが、製作には問題は無く、革のハリというか硬さも良かったです。

個体差はありますが、私が個人的に感じたのことをまとめます。ちなみに栃木レザーのヌメ革との比較です。

  • 裏面について、少しだけキメが粗く感じた ※作り手だけがわかるレベル
  • 少しだけ乾燥した感じがする(裏面がボソっととした感じ)※作り手だけがわかるレベル
  • 銀面(表面)の感じは栃木レザーとほぼ一緒
  • 革のハリも栃木レザーとほぼ一緒
  • 染色のしやすさも問題なし

参考までに色々と写真を撮っておきました。

あとは使ってみてどんな感じの経年変化がみられるのかをこの続きに書いていこうと思います。(2022年7月2日現在)

使用後7ヶ月の内容を2023年2月25日にUPしました。

平ゴムのしっかりとした繋ぎ方を公開します(ゴムバンドの交換)

posted in: 日記 | 0

当店の商品で平ゴム(ゴムバンド)を使用しているものが多くあります。
1年~2年くらい使用すると伸びてきますので、交換する必要が出てきます。

平ゴム(ゴムバンド)交換方法は古くなった平ゴムを切って、新しい平ゴムを着けるだけなのですが、継ぎ目のつなぎ方が『どうやるの?』ってなるんですよね。縫い合わせるのも一つの方法ですが、やはり強度に問題があります。でもこれからご紹介する方法ならキッチリと平ゴムをつなぎ合わせることが可能です!

平ゴムの接着方法はゴムのりを使用します

わかりやすく交換の様子を写真に収めましたので参考にしてみてください。

リペア画像01:平ゴム交換の道具はこちらです。
平ゴム交換の道具はこちらです。左からゴムバンド12コール(約10.5mm巾)・ダイアボンド(ゴムのり)・ヘラ

用意するのは平ゴム(ゴムバンド)とゴムのり、ゴムのり用のヘラです。

・平ゴム12コール(約10.5mm巾)・・・大体150円~200円くらいで購入できます。
・ダイアボンド(ゴムのり)・・・大体200円~300円くらいで購入できます。
・ヘラ・・・同じような役割ができるものであれば何でも良いと思います。例えばアイスの棒とか。

上記のような感じで古い平ゴムを切って破棄、新しい平ゴムを切って用意します。

長さはお好みで良いですが、思っているより緩めの方が丁度良い感じになると思います。

ポイントは以下になります。

・ダイアボンド(ゴムのり)は薄く伸ばす感じでつける
・ダイアボンド(ゴムのり)は少し乾かす、そして2回つける
・平ゴムには互い違いになるようにつける(接着したときに捻じれず輪になるようにボンドをつける)

最後のポイントです。

・ダイアボンドは2回塗りの上、生乾きにしたあとしっかり圧着する
・つなぎ目は見えないところへ隠す
・圧着後は2時間程度あけてから使用しましょう

大体の作業時間は10分程度です。
やってみると簡単ですので是非気軽にリペアしてみてください。